


「車を手放す予定があるのに、自動車税は支払う必要があるのか?」
「車を売却して手元にないのに、納付書が届いた。支払うべきなのか?」
自動車税に関してこのような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
普段の生活で自動車税についてあまり考えることがないので、分からないこともあるかと思います。
自動車税はその名のとおり税金であるため、適当に扱ってはいけません。
もし、未納になった場合は追徴課税や生活に支障がでる場合もあります。
この記事では、車を手放す時に生じる自動車税に関する疑問について細かくお伝えしています。
できれば余計な税金ってはらいたくないですよね?
この記事を読めば、余計な自動車税を支払わなくても済むようになりますし、もしすでに支払った税金があるならどうやったら返してもらえるのかわかるようになります。
目次
車を手放すつもりでも自動車税は1度支払う義務があります!
「車をすでに売ってしまったのに納付書が届いた」
「もうすぐ車を手放すつもりだ」
このような場合でも、自動車税の納付書が届いた時点で1度は税金を支払う必要があります。
自動車税は4月1日に所有している人に課税されるからです。
つまり、4月1日の時点であなたが車の所有者となっているため、納付書が届くわけです。
車が手元になくても、これから手放す予定でも支払わなければいけません。
車の所有者が誰なのかは車検証を見ればすぐに確認できます。
この所有者の氏名があなたの名前になっているため、納付書が送られてきたということです。
車のローンが残っている場合、所有者はローン会社や銀行の名前になっています。その場合は車の使用者に課税されます。

誰でも分かる!自動車税のポイント

また、自動車税の金額は車の排気量によって、金額が変わってきます。

【自動車税額の一覧表】
参考:ソニー損保


車検証の真ん中付近にある「総排気量又は定格出力」をチェックします。
例えば、我が家の愛車はトヨタのスペイド。
排気量は1.49リットルなので、上の一覧用では「自動車税1リットル超~1.5リットル以下」に当てはまり、34,500円となります。
排気量は大きくなればなるほど、金額が高くなります。

自動車税を支払わずに車を手放すタイミング
もしあなたが車を手放す予定があり、余計な自動車税も支払いたくないのであれば、3月31日までに車を廃車するか、売却することで支払う必要はなくなります。
ここまでお伝えしたように普通自動車の場合、約3万円~11万円の範囲で自動車税を支払わなくてはいけません。
一括でこの金額を支払うのは結構負担になりますよね。。
4月1日の時点で車の所有者になっている方に自動車税は課税されます。
逆に言えば、その日に所有者でなければ支払う必要はないという事です。
4月になると自動車税を支払うことになるので、車を手放す予定の人はなんとか3月中に手続きを済ませようとします。
そのため、手続きをする陸運局や軽自動車検査協会は3月中非常に混雑します。

そうなれば、車は手元にないのに自動車税の請求が来ることになります。

このような事態にならない為にも、車を手放す予定がある人は2月くらいから準備を始めることをおすすめします。
車を売却したり、廃車する場合は1日でも早く準備することをおすすめします。
自動車税を払わなくて済むようになりますし、早く手放した方が手元に残るお金も増えるからです。
こちらのグラフをご覧下さい↓
参考:ナビクル
ホンダのコンパクトカーであるフィットの下取相場と買取相場の金額をグラフにしたものです。
12月に少し上がっていますが、月ごとに価格が下がっていくのがお分かりいただけると思います。
車種の需要や時期によっては上がる可能性もありますが、一般的に日がたつにつれて車は古くなるので価値は下がっていきます。
つまり、1日でも早く手放した方がよいわけです。
早く手放すことで、すでに支払っている自動車税も戻ってくる金額が大きくなります。
車の売却金額も減らずに、自動車税も戻ってくるのであれば、すぐに車を売った方がお得です。
まずはお車がいくらで買取ってもらえるのかその金額を確かめてみてはいかがでしょうか。
査定や売却の手続きは全て無料で利用できます。
自動車税は手放した後に還付される

1年分前払いすると無駄に支払うことになりませんか?

自動車税には還付制度という仕組みがあります。
簡単にいうと、前払いした自動車税のうち支払う必要がなくなった分を月割りで計算してお金を戻す制度です。
よって、きちんと手続きを行えば無駄に税金を払うことはありません。
金額的にいくら戻ってくるのでしょうか。
具体的な事例をあげてお伝えします。
いつ車を手放したかによって還付される金額が変わる
自動車税がいくら戻ってくるのかを知るためには以下の計算式を用います。
重要なのは「車を手放す手続きをした月」です。
【具体例】
例えば、あなたが6月に車を手放したとします。
この場合、車を手放した月の翌月から3月までの月数は7月~翌年の3月までの9ヶ月となります。
ここでいう「車を手放した月」とは、
車の名義変更や廃車の抹消登録が完了した月のことです。
車を業者に引き渡した月だとは限りませんので、ご注意ください。
5月末までに1年分の自動車税をすでに支払っていますので、月割りで計算した金額(9ヶ月分)が還付されます。
先ほどの例でいうと、スペイドの自動車税は34,500円だったので、
34,500×9/12=25,875円
100円未満切り捨てなので25,800円が還付されます。


自動車税が還付されるのは廃車したときのみ!軽自動車は還付されない
ここまで自動車税の還付についてお伝えしましたが、注意する点が2つあります。
-
- 法的に還付されるのは廃車した場合のみ
- 軽自動車に還付制度はない
自動車税が還付されるのは廃車した場合のみ
そもそも、還付とは納め過ぎた税金が納税者に返されることを意味します。
自動車税の場合、納付先である都道府県が返してくれることになります。
ここで覚えておきたいポイントは、車を手放してお金を返してくれるのは廃車の手続きを行った場合だけという点。
車を買取ってもらったり、下取に出しても、支払った税金分がお金として返ってくることはありません。
そういった意味で「車を売って、残存期間の自動車税が還付された」とは言わないわけです。
軽自動車に還付制度はない
軽自動車も自動車税を支払う必要がありますが、軽自動車の場合還付されません。


還付制度がないため、4/1に車を所有している場合、4/2以降に名義変更や廃車しても軽自動車税を納めなくてはいけない事になります。
ただし、軽自動車には普通自動車にはないメリットがあります。
それは、4/2以降に車を購入した場合、その年度は軽自動車税を支払わなくてよいということです。
軽自動車の場合月割りで支払う制度がないため、4/1を過ぎれば翌年の3/31まで税金がかからないことになります。
そのため、4/2以降の早い時期に車を買えば、その分お得になります。
車を売却した場合、自動車税は還付されず査定額に上乗せされる
先ほど、車を売却した場合、払い過ぎた自動車税は還付されないとお伝えしました。
しかし、手元に残るお金として返ってこないだけであって、金銭面でのメリットは買取や下取でもあります。
車を売却する場合、あなたの車を査定してもらい「いくらで買取ります」と金額を出してもらいます。
その際に、返ってくるべき自動車税の金額を含めた査定額を提示してくれます。
例えば、あなたの車の査定額が100万円だったとします。
先ほど計算したように、今乗っている車がスペイドで、6月に売却したとすれば、還付金としては25,800円が返ってくるはずです。
よって、100万円と25,800円を合計した102万5800円が買取額として支払われます。
このように車を売却した場合、自動車税の還付金が直接支払われるのではなく、買取額に含まれて支払われることになります。

自動車税をしっかり上乗せしてくれる買取業者に売却すべき
車を売却する場合、自動車税は査定額に上乗せされるとお伝えしました。
しかし、買取業者が必ずしもそうしてくれるとは限りません。
自動車にあまり詳しくない方は気付かない事も多いので、隠している業者もいます。


車を手放した後は自動車税を払う義務はありませんから、きちんと査定額に反映させてもらう必要があります。
そのためには、査定額が出た後に内訳の説明をしてもらいましょう。
車体の買取額がいくらで、自動車税の月割り額がいくらなのかを確認するという事です。
それに対して「きちんと答えられない」「数字で表してくれない」業者であれば、車を売るのはやめるべきです。
怪しいですし、信頼関係が保てないですよね。。


車を手放す際には自動車税だけでなく、処分の方法やローンのことなども考える必要があります。
知っておくべき情報はこちらにまとめてあるのでチェックしてみて下さい。
⇒【永久保存版】車を手放したい時に知っておくべきお得な情報まとめ
おすすめの買取業者はユーカーパック
絶対に自動車税を買い取り金額に上乗せしてくれる業者、それはユーカーパック(UcarPack)です。
ユーカーパックのHPにはこのような記述があります。
月割りでの自動車税が確認できると書かれています。
さらに、もし4月になって名義変更が間に合わなかったとしても、ユーカーパックが代理で納付すると記述があります。

自動車税のことを隠すような業者がある一方で、しっかりと対応してくれる業者もあります。
ユーカーパックでは安心して取引ができ、更に高く買取ってもらうことも可能です。
15年前のエスティマですが、下取より25万円も高く買取っています。
ユーカーパックは5,000社以上の買取業者がオークション形式で競争しながら価格を提示してくれるため、1番高い買取額を出したところに売れば、自然と高く売却できます。
ユーカーパックなら…自動車税もしっかり上乗せされる + 高く買取ってくれる
もし、車を手放す予定があるのなら、ユーカーパックでお車をみてもらうことをおすすめします。
利用するのは無料ですし、納得がいかない金額だったら無理して売る必要もありませんので、ご安心下さい。