


車を売却するには主に2つの方法があります。
それが下取りと買取りです。
下取りとは、新しい車を購入するお店で今乗っている車を買取ってもらい、新車購入の資金にあてることです。
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車の売却と購入が1つのお店で完了するのが特徴です。
買取りとは、単純に車をお店に売却してお金をもらうことです。
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車を売却するまで買取りなので、新しい車を買う場合は別のお店に行く必要があります。


下取りと買取りの特徴をふまえた上で、どちらがお得かお伝えします。
目次
車の下取りと買取りはどちらが得?お得なのは買取り!

結論から先にお伝えしますと、車を売却するなら買取りがお得です。
下取りよりも高く売れるので、お金の面で得するからです。
下取りよりも買取りが高く売れる実例
実際に下取りの相場と買取金額を比較してみました。
アクアの場合
走行距離 | 5万㎞ |
年式 | 2014年(平成26年) |
グレード | S |
コンパクトカーとして人気のアクア。
5万㎞走行、2014年式の条件で、下取り額と買取額を比較しました。
下取り額の相場は49.8万円となっています。
一方、買取り業者に依頼すると67.8万円で売却されています。
比較した結果
- 下取り相場 49.8万円
- 買取り実績 67.8万円
買取りに依頼した方が18万円お得だといえます。
ワゴンRの場合
走行距離 | 7万キロ |
年式 | 2012年(平成24年) |
グレード | FXリミテッド |
軽自動車として知らない人はいないほど有名なワゴンR。
7万㎞走行、2012年式で比較してみたところ、
下取り額の相場は19.3万円でした。
一方、買取り実績を見ると32万円で売却されています。
比較した結果
- 下取り相場 19.3万円
- 買取実績 32万円
しかも、この買取りに出されている車は修復歴ありと書かれています。
つまり事故車だということです。
事故車(修復歴のある車)の場合、ディーラー下取りの査定金額はかなり下がります。
それにもかからわず、下取り相場より12万円も高く買い取られています。
修復歴がもしなかったらさらに高い金額がついていたことは間違いありません。
買取りに依頼した方がお得なケースだといえます。
アルファードの場合
走行距離 | 7万㎞ |
年式 | 2010年(平成22年) |
グレード | 240X |
ミニバンの代表的な車種でもあるアルファード。
7万㎞走行、2010年式で下取り相場は以下のようになっていました。
下取り相場は74.7万円。
人気車種だけあって約10年前の車であっても査定額は高いです。
買取り実績をみると、もっと高い金額になっていました。
105万円で売却されています。
比較した結果
- 下取り相場 74.7万円
- 買取り実績 105万円
その差、30万円。そのまま下取りに出していたら30万円損していたことになります。


どちらがお得かはもう一目瞭然だといえます。
損したくないのであれば、下取りではなく買取りで車を売却するべきです。
下取りのメリット・デメリット
下取りは買取りに比べるとお得感はありません。
しかし、下取りには買取りにはないメリットもあります。
ここでは下取りのメリット・デメリットをお伝えします。
- 手間が少ない
- 新車が来るまで今の車に乗っていられる
手間が少ない
下取りの最大のメリットは買い換えの手間が少ないことです。
車の手放す時と購入するときには必ず、書類を揃えて手続きをする必要があります。
それは、あまり車に詳しくない方にとって面倒な作業です。
忙しい方でも時間を見つけて手続きしなければいけません。
その作業を車に詳しいディーラーがすべてやってくれるというわけです。
印鑑証明書など個人でそろえなければいけない書類は自分で用意する必要がありますが、あとは全てディーラーにお任せ。
車の売却と購入を1つのお店で行うことができるのはディーラーの下取りだけです。
新車が来るまで今の車に乗っていられる
ディーラの下取りを利用すると、売却と購入のタイミングを考えなくてすみます。
買取りの場合、車を売るお店と買うお店は別々なので、新しい車がくるまで古い車を使用しなければいけません。
つまり、売却するのがいつで、納車がいつになるのか自分で把握して、お店と交渉する事が必要になります。
下取りを利用すると、ディーラーが全て調整してくれますのでラクです。
- 査定額が低い
- 社外品パーツをつけているとマイナス査定
査定額が低い
下取りの最大のデメリットはやはり査定額が低いことです。
買取りと比べると大体10~30万円の差があります。
その原因は2つあります。
- ディーラーは新車の販売に力を入れている
- 再販する経路が少ない
ディーラーはそもそも車を安く買取って高く売るといった方法で利益を上げようと思っていません。
それよりも新車をたくさん売る方が利益につながるため、下取りにそれほど力を注いでいないわけです。
力を入れていないので、買取店と査定額を比較されても、金額を上げたりすることはほとんどありません。
また、下取りで手に入れた車を再販する経路も少ないです。
きれいな車は店頭に並べられますが、大半の車が同じ系列店の中古車販売店に売られるか、廃車するといった処分方法になります。
転売しても利益になりにくい為、下取り金額を高くできないわけです。
社外品パーツをつけているとマイナス査定
ディーラーの下取りはその販売会社の査定マニュアルに沿って金額を算出します。
その際に、そのメーカー以外の部品をつけていると査定額が下がります。
買取りであれば、価値の高い部品をつけていると査定額アップにつながりますが、下取りの場合そうではありません。


手間なく売りたい人は下取り
メリットでもお伝えしたように、下取りの特徴は手間がかからず車の売買ができることです。
そのため、
「あまり車の売り買いに時間をかけたくない」
「値段は安くてもよいから、同じお店で買い替えしたい」
という方には下取りが向いています。
ただ、あまりにも古い車だと下取り金額さえつかない場合もあります。
年式が10年以上前のものであったり、走行距離が10万㎞を超えていたりすると下取り額は驚くほどの安さに…。
逆に廃車するための費用を請求されるケースさえあります。
ちなみに私が以前乗っていたバモスという車は以下の下取り額でした。
走行距離が11万㎞を超えていた為、2万円という結果に(汗)
それでも新車を購入するという条件だったからこその金額だと思っています。
古い車の下取りについてはこちらでより詳しくお伝えしています。
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車の下取りで古いクルマは売れない?高い査定額で買取ってもらう方法
続きを見る
買取りだと下取りよりも高く買ってくれますので、下取り額に納得いかない人は買取り業者にも査定してもらうことをおすすめします。
買取りのメリット・デメリット
買取りにも下取りと同じようにメリット・デメリットがあります。
- 査定額が高い
- 人気装備などが高値につながる
査定額が高い
買取りの最大のメリットはなんといっても査定額が高いことです。
ここまでお伝えしてきた通り、下取り額と比較すると、買取りの方が高く売れることが分かっています。
また、売却した際の買取り金額はあなたの口座に振り込まれますので、自由に使うこともできます。
下取りのように新車購入の値引きにしか使えないわけではありません。
新車の購入費用にあてることもできますし、趣味や生活費など使い道は個人の自由です。
人気装備などが高値につながる
下取りだと社外品を付けていると査定額が下がるとお伝えしました。
しかし、買取りの場合、査定額が高くなることがあります。
人気装備を付けている車の需要が高いためです。
買取の業者はディーラーより広い販売経路を持っています。
そのため、いろいろなニーズを持った顧客に車を販売することができます。
人気装備や社外品のパーツを付けている車でも高く買ってくれる顧客を知っているため、高く買い取ってくれるわけです。
- 査定額の有効期限が短い
- 車の売却日と新車の納車日の調整が面倒
査定額の有効期限が短い
買取業者の査定額は日々変化する買取相場を参考に決められています。
そのため、提示してくれた査定額というのは短い期間でしか保証されません。
例えば、あなたがアクアを持っていたとして、ある業者に「70万円で買い取ります」といわれても、その1か月後には65万円に下がる可能性があるということです。
実際に買取り相場はこのグラフのように変化しています。

このような変動があるため、提示された買取額はいつまでも有効というわけではありません。
基本的に日数がたつほど金額は低くなる傾向にあります。

車の売却日と新車の納車日の調整が面倒
買取りで一番のデメリットはこの売却日と納車日の調整です。
ここをうまく調整できないと、車のない期間が出てしまいます。
こういった事態にならないためのポイントは新しい車の納車日をまず把握してから、車を売ることです。
査定は申し込めばすぐに実施してもらえるので、早く売ることは簡単です。
- 納車日を確認
- 査定をしてもらい、有効期限を確認
- 売却する日を決める
- 有効期限ギリギリに車を売却
- 納車
こうすることで納車されるまで車がない状態を避けることができます。
もし、どうしても日程の調整が難しければレンタカーを利用するなどで対応しましょう。

高値で売りたい人は買取
せっかく今乗っている車を手放すなら、少しでも高く買い取ってくれる方が良いですよね。
それなら迷わず下取りよりも買取りをおすすめします。
買取りは、日程の調整や査定額の有効期限など時間的に余裕がないデメリットもありますが、それをカバーする高額査定が期待できます。
「下取り額が低かった。少しでも高く売りたい」
「少しくらい手間がかかっても、高く売りたい」
という方に向いています。
買い取り業者に依頼すると、無料で出張査定、売却の手続き、書類の準備をおこなってくれます。
まずは無料でお車をみてもらってから、じっくり検討してみてはいかがでしょうか。
車は買取り業者に高く売って、ディーラーで車体の値引き交渉をするのが1番お得!

「車は高く売りたいけど、手続きなどの手間もかけたくない」
そんな方におすすめの方法があります。
- 車の売却は買取業者に依頼する
- 車の購入はディーラーに依頼する
この方法によって、車は高く売れますし、ディーラーに値引きしてもらうことで安く車を購入できます。
実はディーラーの値引きにはカラクリがあります。

値引き額には限界があり、下取り額が高ければ車体の値引き額は低くなるよう調整されるため、あまりお得だとはいえません。(この事例では値引きの限度額を10万円と想定して解説しています)
それよりも車を買取業者に高く売って、ディーラーには車体の値引きを限界まで引き出すように交渉すれば良いわけです。
例をあげてみます。
ディーラの値引き限度額が20万円だとして、買取りしてもらって新車の値引きが10万円まで交渉したとします。
比較すると結果的に20万円も買取ってもらった方がお得になります。

こういった方法を活用するために、まずは車を高く買い取ってもらう業者を見つける必要があります。
車買取おすすめの業者はユーカーパック
一番高く車を買い取ってもらえる業者はユーカーパックです。
なぜなら、ユーカーパックは最大5,000社の買取業者があなたの車をチェックしてくれるからです。
まず、あなたの車を査定してもらい、その情報を買取業者がチェックします。
欲しいと思った買取店が希望の価格を入力するので、納得のいく買取り額であれば売却することができます。
スマホ一つで簡単に操作できますので、あなたは高い値段がつくのを待つだけ。
複数の業者が価格を見ながら提示していきますので、自然と価格競争が起こり、下取りよりも高い査定額となるわけです。

実際にいくつもの車が下取りよりも高い金額で売却されています。
ユーカーパックでの査定申込や利用は全て無料です。
まずはお気軽に買取り依頼をしてみてはいかがでしょうか。